毎年送っていた年賀状を定年退職などでもうやめることを最近は「年賀状じまい」というそうですね。お店を閉店する「店じまい」からきているのでしょうけど、なかなか適格な言葉だと思います😄
年賀状が大幅に値上がったことと、高齢化やライフスタイルの変化に伴い負担を軽減するために実施する人が増えています。
上手に「年賀状じまい」を伝える方法や注意点、例文としては以下のような感じで良いみたいです。
年賀状じまいの理由
- 年齢や体調の変化:高齢になり作成や郵送の手間が負担になる。
- ライフスタイルの変化:メールやSNSの普及で年賀状以外の連絡手段が増えた。
- 簡素化志向:ミニマリズムや環境保護の観点から紙媒体を減らしたい。
伝えるタイミング
- 最後の年賀状で伝える
お正月の挨拶とともに「今年で年賀状のやり取りを終える」旨を記載します。
- 早めに個別に伝える
電話や手紙などで、直接伝える方法もあります。
年賀状じまいの挨拶例文
正式で丁寧な例
拝啓
寒さ厳しき折、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、誠に勝手ではございますが私どもも高齢となり、年賀状でのご挨拶を本年限りとさせていただきたく存じます。
これまで長きにわたり温かいご交流を賜り、深く感謝申し上げます。
今後も変わらぬお付き合いをお願い申し上げつつ、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
敬具
親しい間柄向けのカジュアルな例
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
突然ですが、これをもちまして年賀状でのご挨拶を最後とさせていただきたく存じます。
今後はまた別の形でご連絡を取れれば嬉しいです。
どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。
注意点
一方的にしない
- 相手によっては失礼に感じる場合があるため、状況に応じて配慮を。
伝え方を選ぶ
- フォーマルな付き合いの相手には礼儀正しく。親しい人には柔らかい表現で。
代替の連絡手段を提案
- 「これからはメールやSNSでご挨拶を」など、関係を続ける意思を伝えると好印象です。
年賀状じまい後の関係維持
- 誕生日カードやお中元・お歳暮で感謝を伝える。
- 年賀状以外のタイミングでメールや手紙を送る。
私は定年退職の年齢ではないですが、昨年に年賀状じまいをしました。おかげで今年は去年より余裕がある年末を過ごせそうで、して良かったと思っています😄
最後の年賀状になるので感謝の気持ちを忘れずに、相手に配慮した伝え方を心がけて下さい☆